「やる気が出ない」不定愁訴の原因は? 頭蓋内の血流悪化と副腎疲労について

不定愁訴の原因

すこんにちは、川村です。
本日の患者さんは30代女性でした。

 

訴えられた症状は、
「朝起きられない」
「やる気が出ない」など。
いわゆる不定愁訴です。

 

最近、この不定愁訴で悩む患者さんがとても増えています。

 

異常気象による激しい寒暖の差、
化学物質や電磁波  寝不足、
そして偏った食生活などが影響しているようです。

 

こうした状況の中、
カイロプラクティックの施術も変化してきています。

 

 

普通、カイロプラクティックや整体というと、
「身体に歪みがあって、それを矯正する」
というのがイメージではないでしょうか?

 

不定愁訴

(左右の足の歪み。引用元

 

通常、体の歪みは

  • 外後頭隆起
  • 第7頸椎
  • 仙骨2番
  • 両かかとの中間

この4点を一直線上に揃うように寝かせて判断します。

 

といっても、これは簡単にはできない高度な技術です。
4点がずれた状態で寝かせてしまうと当然ながら、
歪んでいたり、足の長さが左右で違うように見えてしまいます。

 

しかし現在治療院に訪れる99、9パーセントの
患者さんは正しく検査をしても足の長さが揃っていて、
後ろから見ると左右の歪みがありません

 

意外だとは思いませんか?

 

そこで姿勢の検査をしてみると、
左右では無く前後のカーブに問題があります。

 

患者さんを横から見ると、
顎を突き出し腰は引けて下がっています。
極端に言うと教科書にある類人猿のような姿勢です。
(もちろん程度はありますが・・・)

 

身体の歪み

(引用元)

 

最近、問題視されているストレートネックもこの前湾・後湾の減少が原因です。

 

巷ではパソコンやタブレット、スマートフォンの使いすぎが原因と言われていますが、
そうではなく老若男女を問わず来院されるみなさんに共通する問題となっています。
(子供の姿勢の悪さを叱る親御さんも姿勢が悪く、ストレートネックになっています)

 

これは何故でしょうか?

 

頭蓋内の血流が悪化し、
自律神経中枢に充分な栄養と酸素が供給されないと
免疫力が下がりこのような現象が起きます。

 

つまり、身体のどこか一部ではなく、
全体が悪いと逆に歪まないということです。

 

最近よく取り沙汰される様々な症状は、
この頭蓋内の血流悪化が一番の原因です。
腰痛、肩こり、頭痛など、すべてです。

 

そこで最近の治療では、
まず頭蓋内の血流を改善して自律神経の働きを良くした後に、
全体治療やCMRTなどの部分治療を行っています。

 

今回の患者さんの場合はさらに、検査で判明した胸椎9番、
副腎の問題に対しマニピュレーションを行いました。

 

 

副腎は腎臓の上にちょこんと乗った臓器で、
ピラミッドのような形をしています。

 

近年、この副腎が引き起こす副腎疲労(アドレナルファティーグ)が注目されています。

 

 

副腎疲労

(副腎)

 

この副腎は脳が感じたストレスに対し、
抗ストレスホルモン(コルチゾール)を分泌します。

 

コルチゾールの分泌は、
活動的になる朝8時に最も盛んになり、
夜になるにつれ低下していきます。

 

しかし、現代はネットが発達し、
昼夜を問わず働くなど
副腎が休む暇なく働いています。

 

休む暇なく働けば、当然疲れてしまいます。
これにアンバランスな食事などが重なり、
本来のパフォーマンスを発揮できなくなるのが副腎疲労です。

 

今回の患者さんにも
しっかりと睡眠を取るよう伝えました。

 

最後に日常生活で免疫力を下げない為に、

  • 食事
  • エクササイズ
  • 睡眠
  • 室温管理

 

などを指導。さらに免疫力を高める体操を練習し終了しました。
次回の予約は1ヶ月後です。

 

不定愁訴や副腎疲労なら川村治療院へ

新潟カイロプラクティック

「朝起きられない」
「とにかく疲れやすい」
「妙にイライラする」
「やる気が出ない」

 

今、こうした病名がつかない症状に
多くの方が悩まされています。

 

人間の免疫を向上させ、
自然治癒力を高めるカイロぷプラクティックを
ぜひ一度、お試しください。

ご予約はこちらまで
TEL 0254-33-2111 
新発田市カイロプラクティック川村治療院

 

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