花粉症の原因は?
こんにちは、川村です。
今日の患者さんは40代男性でした。
- 花粉症
- 頭痛
2点の症状で来院されました。 いつものように早速テストをすると、この患者さんも脚長差が無くディストーション(歪み)がありません。そして脊柱は 前弯、後弯が減少していてS字カーブを描かずストレートになっています。
急激な気候変動や食事の欧米化などにより、ほとんどの方の免疫力が低下しています。カイロプラクティックというと「左右の脚長差を揃える」というイメージがあると思います。しかし、あまりに免疫力が低いとこうしたディストーションが現れません。
そこで当院では、治療に必要なディストーションを出すためにまず「免疫力を上げる施術」を行っています。具体的には頭蓋内の血流改善です。頭蓋内の血流は自律神経に関係しており、これが免疫力を左右しています。詳しくは過去記事をご覧ください。
過去記事◆「やる気が出ない」不定愁訴の原因は? 頭蓋内の血流悪化と副腎疲労について◆
免疫力を上げた後、カテゴリー診断、SOT治療、CMRTの後頭骨ライン診断を行いました。後頭骨ライン診断では、後頭骨の特定の場所を42のエリアに区分します。今回の患者さんはこの後頭骨ライン診断で「胸椎8番」の異常を示すエリアに繊維状のしこりを発見しました。(ちなみに後頭骨ライン2、エリア6です)。
肝臓不調が鼻の諸症状を引き起こす
胸椎8番は肝臓の問題を示しています。 その後の質疑応答でも「膝の痛み」と「睡眠時無呼吸症候群の症状」があることもわかりました。どちらも典型的な肝臓の症状です。
肝臓は、花粉症に限らず「鼻」に関するあらゆる症状に関連しています。鼻詰まりやイビキ、蓄膿症も肝臓の症状です、 頭痛に関しても肝臓が原因の場合、前頭部が痛みます。頭痛に伴う「目の疲労感」も特徴です。
花粉症の方で、飲み会の翌朝からとても辛い思いをした。そんな経験をした方は多いと思います。これも花粉症の原因が肝臓であることを示しています。 他の鼻炎や蓄膿症も同じ肝臓が原因ですので、やはり飲みすぎると、翌日は症状が悪化します。
他にも肩こり、外反母趾、肌荒れなど肝臓の症状は挙げればキリがありません。どのような症状も肝臓が原因と思えるくらいです。 現在の科学的研究では、肝臓はわかっているだけでも500以上の機能があると言われています。そんな肝臓が身体の不調に関係しないはずがありません。
肝臓の病気は症状がないまま進行するため、物言わぬ臓器と呼ばれています。しかし私が思うに、 症状がありすぎるので「もの言いすぎな臓器」です。
実際に行った治療
後頭骨ライン診断をすれば、肝臓が原因であることは明確になります。そこでまず施術としては胸椎8番や関連する胸椎3番の横突起、大胸筋、胆嚢、ファーテル膨大部や肝臓ポンプなどのCMRTを行いました。
なお睡眠時無呼吸症候群を改善するには「先天的頭蓋骨の歪曲」の治療が必要となります。 よって次に必要な準備となる治療を行いました。 準備が整うと「前頭骨の治療が必要である」というインディケーターが反応しました。
前頭骨は肝臓と関連があります。あらゆる症状は頭蓋骨を構成する15種23個の歪みによって起きています。詳しくは「先天的頭蓋骨の歪曲の治療とは?」をご参照ください。 検査の結果はやはり「右前頭骨内転」でした。
睡眠時無呼吸症候群の主原因は「前頭骨の先天的歪曲による肝臓問題」です。花粉症の原因も肝臓なので、同じく「前頭骨の先天的頭蓋骨の歪曲」が影響しています。
わかりやすく整理すると、
- 花粉症、頭痛、睡眠時無呼吸症候群という症状
- これらの症状は「肝臓の不調」が原因。
- 肝臓の不調は「前頭骨の歪み」が原因。
- この2つの原因に対してCMRTと先天的頭蓋骨の歪曲の治療を行った。
ということになります。
医学的に花粉症の説明をする時、よく「コップ理論」が用いれらます。コップに水を注ぎ続ければ、そのうち溢れ出してしまいます。花粉症などのアレルギーも同じように、アレルギーの原因物質であるアレルゲンが身体の許容量が超えてしまった時に発症する、という理論です。
この理論が正しいと仮定して、
- CMRTは「コップの水を少なくする作用」
- 先天的頭蓋骨の歪曲の治療は「コップ自体を大きくする作用」
というイメージです。 コップが大きくなれば、水はしばらくあふれません。今回の施術では効果が即座に現れ、患者さんにも喜ばれました。さらにホームケアとして「肝臓を冷やす治療法」と「免疫力アップのためのエクササイズ」を練習しました。
とはいえ1回で治るような症状ではありません。花粉症の時期は2週間に1回の 間隔で治療することに決まりました。
花粉症でお悩みなら川村治療院へ
花粉症の治療は目薬や点鼻薬といった対症療法。マスクやメガネを着用するといった予防法になりがちです。しかし、こうした対策ではなかなか効果が現れません。それは鼻の諸症状を引き起こす「肝臓」に働きかけていないためです。
カイロプラクティックでは症状の原因となる内臓を特定し、そこにアプローチを行います。今回の患者さんは「花粉症」と「頭痛」を訴えて来院されました。しかし施術の中の質疑応答で「膝の痛み」「睡眠時無呼吸症候群」があることも判明しました。原因を同じくする諸症状に対して、一度に改善を図れるのもカイロプラクティックの強みです。
さらに当院では内臓問題を引き起こす真の原因である「先天的頭蓋骨の歪曲」にも治療を行い、すぐに効果を実感できることを目指しています。
暖かくなりいよいよ、本格的な花粉症シーズンが到来します。
「鼻詰まりがひどい」
「目が痒くてたまらない」
「頭がぼーっとして考えられない」
と言った症状でお悩みならばぜひ一度、当院にご相談ください。
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TEL 0254-33-2111
新発田市カイロプラクティック川村治療院