生まれる前からの歪み
こんにちは、川村です。
当院は「免疫力アップ」を第一に掲げています。そして免疫力アップに最も重要なのが「先天的頭蓋骨の歪曲の矯正」です。
「先天的頭蓋骨の歪曲」は生まれる前から存在する頭蓋骨の歪みを指します。出産の際、産道で圧迫されて歪む(いわゆるバーストラウマ)では無く、そのさらに前、母体の中で成長する過程で起こってしまった歪みです。
カイロプラクティックの生みの親であるD・D・パーマーの息子、B・J・パーマーが考案した理論に「HIO理論」というものがあります。
<HIO理論を考案したB・J・パーマー>
HIO理論では、
「人間は生まれる時、上部頸椎(頸椎1番と2番)に、サブラクセイション(亜脱臼、簡単に言うとズレ)が生じ、その後の健康に影響していく」
としています。かなり簡単な説明ですが、生まれる時に産道で圧迫されて人生初のズレが起こる、という事です。しかし、実はそれ以前にも歪みが生じていて、その歪みが体質や様々な能力に影響しています。それが先天的頭蓋骨の歪曲です。
私はカイロプラクター駆け出しだった頃、HIO理論を研究しているHIO研究部に所属しておりました。その時、理論の素晴らしさに魅せられ、臨床や研究に没頭したものでした。
HIO理論は今でもとても重要な理論で、SOT治療を行う流れの中で行っています。ちなみに私はターグルリコイルテクニックという方法で治療しています。現在ではアトラスオーソゴナルテクニック(AOT)など様々なアジャスト(調整)方法が開発されています。
その後、カイロプラクティック界では最高峰のテクニックと言われるSOTの習得に挑戦、国際的なインストラクター資格であるSOTアドバンスを取得するに至りました。SOTアドバンスはSOTの上級インストラクター資格で、カイロの本場アメリカをはじめ世 界各国で講師を務める事ができます。
さらに目標であったSOTの中で最も難度の高いカテゴリー1の頭蓋骨テクニック、今回紹介した「先天的頭蓋骨の歪曲の治療」にたどり着く事もできました。
先天的頭蓋骨の歪曲の影響を受けた身体は、本来あるはずの能力が発揮できなくなるばかりか、将来起こりうる病気にまで影響しています。
先天的頭蓋骨の歪曲がもたらす影響
頭蓋骨は前頭骨、側頭骨、後頭骨など15種類23個の骨で構成されています。
先天的頭蓋内の歪曲の影響を受ける部位は次の通りです。
<前頭骨の歪曲>
- 心臓の冠状動脈、心筋
- 肺、気管支
- 肝臓、胆嚢
- 胃、膵臓、脾臓
- 回盲弁、盲腸
<側頭骨の歪曲>
- 腎臓
- 大腸
- 前立腺(男性)
- 子宮(女性)
<後頭骨の歪曲>
- 副腎
- 睾丸(男性)
- 卵巣(女性)
このように歪曲する部位によ って影響を受ける内臓が異なります。
体質改善なら川村治療院へ
カイロプラクティックというと「背骨の矯正」「左右の脚長差の矯正」といったイメージがあると思います。しかし、実際は根本的な原因にアプローチする手技療法です。
これまでの記事でも「先天的頭蓋骨の歪曲」が様々な症状の原因であることをご説明してきました。それは前頭骨や側頭骨、後頭骨の歪みが各内臓に影響を及ぼすからです。
逆に頭蓋骨の歪みを矯正すれば、免疫力を上げられるだけでなく、能力開発や体質改善まで可能です。この先天的頭蓋骨の歪曲の治療が当院の最大の特徴です。
- ストレスや不定愁訴で片付けられてしまう体調不良
- アレルギー
- うつ病などの精神疾患
といった症状でお悩みならばぜひ一度、当院へご相談ください。
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新発田市カイロプラクティック川村治療院