腰痛や座骨神経痛は腎臓が原因 内臓筋肉反射が痛みを生むメカニズム

夏こそ腰痛に注意

こんにちは、川村です。
今日の患者さんは40代男性。

 

腰痛と右坐骨神経痛で来院されました。
病院で椎間板ヘルニアと診断され、現在通院中とのこと。

 

簡単なヒアリングを終えて、
いつものようにSOT治療を行いCMRTチェック。
すると胸椎12番の問題を発見しました。

 

胸椎12番は腎臓と関連しています。

 

腎臓イメージ図

(腎臓イメージ図)

 

腎臓が引き起こす他の症状としては、

  • 寝込むほどの頭痛
  • 背中の痛み
  • 夜間頻尿による睡眠障害

などが挙げられます。

 

腎臓問題が腰痛を引き起こすメカニズムは少々複雑です。

 

わかりやすく説明すると、人体には内臓筋肉反射というシステムがあります。

 

  • 内臓に不調がある
  • その不調を自律神経が脳に伝える
  • 脳が運動神経を通して筋肉に伝える
  • その結果、各部にコリや痛みが発生する

 

この内臓筋肉反射において、腎臓は大腰筋と関連しています。

 

大腰筋

 

大腰筋は上半身と下半身をつなぐインナーマッスルです。
その重要性から美容やスポーツなどあらゆる分野で注目されています。
ご存知の方も多いのではないでしょうか。

 

この大腰筋が緊張すると広背筋に筋肉筋肉反射が起こり、広背筋が緊張して腰痛を引き起こします。

 

腰痛の原因となる筋肉は主に広背筋です。
この広背筋の神経支配は頚椎から出ています。
そのため、施術の際は頸椎への施術も必要となります。

 

坐骨神経痛についても、同じく大腰筋が原因。
大腰筋は椎間板の繊維輪から大腿骨の小転子に付いています。
筋肉の緊張によって脊椎が歪められてしまい、それによって同側に神経痛がおこります。

 

 

気温が高くなると、代謝が高まり腎臓に負担がかかります。
これから夏にかけて、今回のような腰痛や座骨神経痛が出やすくなるので注意が必要です。

 

今回の患者さんの施術では、

  • 臍の近くにある腎臓の反射点のマニピュレーション
  • 大腰筋のアジャスト
  • 下がってしまった腎臓のリフト
  • 腎臓が下がることで、同じように下がった頬骨のリフト
  • 頚椎のアジャスト

などを行いました。

 

大腰筋のアジャストをはじめとした一連の施術によって、
反射により起こった広背筋の緊張が取れ、痛みもその場でかなり軽減することができました。

 

最後に食事指導に免疫力を高めるエクササイズを練習して終了。
次回の予約は3週間後になりました。

 

腰痛、座骨神経痛でお悩みなら川村治療院へ

新潟カイロプラクティック

 

腰痛や座骨神経痛といった症状は必ずしも、
その痛む場所が原因とは限りません。

 

今回のように内臓の不調が引き起こす痛み、
内臓筋肉反射が原因の場合もございます。

 

カイロプラクティックではCMRTなどの各種テストによって、
症状を引き起こしている原因を特定し、最適な施術を行います。

 

「湿布を貼ったり、電気治療を続けているが効果が出ない」

 

とお悩みの方はぜひ一度、当院にご相談ください。

 

ご予約はこちらまで
TEL 0254-33-2111 
新発田市カイロプラクティック川村治療院

 

 

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