全身に激痛が走る繊維筋痛症の原因と治療法は? 

繊維筋痛症の原因と治療法

繊維筋痛症とは

 

こんにちは、川村です。
本日の患者さんは30代の女性でした。

 

全身の痛みで来院され、
繊維筋痛症と診断され通院中とのことです。

 

繊維筋痛症は全身または身体の広範囲に痛みが生じる病です。
痛みは軽度から激痛まで様々ですが、耐え難い痛みであることが珍しくありません。

 

重症化すると、爪や髪の刺激、気温の変化、音などで激痛が走り、
日常生活に大きな支障が出ます。

 

また随伴症状として、

  • 疲労感、倦怠感
  • 睡眠障害
  • 自律神経失調症
  • 集中力欠如

などを伴う場合があり、時にはリウマチや膠原病などを患われていることもあります。

 

日本では人口の1.66%、約200万人の患者がいると言われていますが、
近年は増加傾向にある様に思えます。

 

免疫力が低下している現代人

 

この繊維筋痛症は身体の免疫力低下が引き起しています。
患者さんの特徴は、頭蓋内の血流が悪く、頭が大きく拡大していること。
そのせいで全体に起こる強い筋緊張があり、それが症状と繋がっています。

 

ちなみに身体全体が悪いため、左右の脚長差は全くありません。

 

 

カイロプラクティックというと、
左右の脚長差で健康状態をチェックするイメージがあるのではないでしょうか?
しかし身体全体が悪い場合、左右では歪みが生じません。

 

(こうした歪みが生じていません。引用元

 

そのかわりに左右でなはく前後の生理的な湾曲が失われ、
ストレートになっていき老人のような姿勢になっていきます。
つまり、免疫力の低下は老化現象を促進しています。

 

これは繊維筋痛症の患者さんに限らず、
現在訪れる患者さんのほぼ全員に共通しています。

 

街行く人をウオッチングしてみて下さい。
この様な姿勢をした若者が多く、なぜか女性に顕著に現れています。

 

こうした全体的な免疫力低下に関しては、
一般的なカイロプラクティックでは治療が難しく、
通常とは異なる施術が必要となります。

 

実際の治療

 

今回も最初の施術として、
まず脳や自律神経への栄養や酸素の供給を行ないました。

 

(引用元)

 

 

こうしたケースでは末端の血流が悪化することで
頭蓋内の脊髄液の排出が滞り、
脳や自律神経に新鮮な血液が運ばれていません。

 

つまり、脳や自律神経への血流不足によって、
その結果として免疫力の低下が起こっているのです。

 

こうして言葉で書くと簡単なように思えるかもしれませんが、
末端の刺激によって頭蓋内の血流を改善するのはとても高度な治療です。

 

これ以上の説明は複雑になるだけですが手順としては、

 

  • まず頭蓋内の脊髄液の排出を刺激し、
  • 次に脊髄液の生成を刺激する事によって生命力を高め、
  • その後、硬く老化した部位へ柔軟性を高める

 

といった治療を行いました。

 

症状はその場で劇的に改善しましたが、
症状が落ち着くには、まだまだ長い道のりが必要と思われます。

 

繊維筋痛症は、食事管理が治療と同じ位大切です。
そのための食事指導と免疫力を高める為のエクササイズの練習、
その他の注意点を伝えて初回は終了しました。

 

次回の予約は1週間後になりました。

 

年々この様な原因不明と言われる症状が増加しています。
原因の一つとして地球温暖化など環境の大きな変化に
体が適応出来ていないのではないかと考えられます。

 

繊維筋痛症でお悩みなら川村治療院へ

新潟カイロプラクティック

耐え難い痛みに襲われる繊維筋痛症。

 

爪や髪の刺激、気温の変化、音といったちょっとした刺激が原因で、
痛みが生じるケースが多く日常生活に支障が出るケースも珍しくありません。

 

まだあまり知られていない症状のため、理解されないことも多く、
詐病や怠け癖と誤解されることも少なくありません。

 

その時々によって痛む場所が変わることも、
そうした偏見に拍車をかけているように思います。

 

  • 全身の痛み
  • 疲労感、倦怠感
  • 睡眠障害
  • 自立神経失調
  • 頭痛、ドライアイ

など複合的な症状でお悩みなら、ぜひ一度、当院にご相談ください。

 

ご予約はこちらまで
TEL 0254-33-2111 
新発田市カイロプラクティック川村治療院

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