ホットフラッシュの原因は更年期障害ではない? 実際の施術例から解説

ホットフラッシュ

こんにちは、川村です。
本日の患者さんは40代女性でした。

 

  • ホットフラッシュ
  • 右手首の痛み
  • 指先の痺れ

で来院されました。

 

症状に関するヒアリングを終えて、施術へ。
SOT治療の後、CMRT検査を行うと、胸椎1番の問題を発見しました。

 

胸椎1番

(T1=胸椎1番:引用元

 

胸椎1番は心臓の冠状動脈問題です。

 

冠状動脈

(引用元)

 

この患者さんは来院された時から、
胸椎1番の異常の時に見られる典型的な姿勢をしていました。

 

顎を突き出して、両肩は前肩で猫背。
脚をガニ股に開き、ガニ股歩きをする。
「男はつらいよ」の寅さんのような姿勢です。

 

また待合室では、何度も空咳をしていました。
これらの症状はすべて胸椎1番の問題にあてはまります。

 

のぼせ、ほてり、発汗などが突然現れるホットフラッシュ。
通常は更年期障害と考えられがちですが、これも実は心臓の問題です。

 

手首の痛みや手の痺れについても同様。
余談ですが、足首も心臓の問題で捻挫をしやすくなります。

 

一見バラバラに見える症状でも、共通の原因が生み出していることは多々あります。
その原因に直接アプローチできるのが、カイロプラクティックの利点です。

 

こうして問題が明らかになったところでCMRT治療を施しました。
左の母指球や心窩部のマニピュレーション、
大腰筋のアジャスト、食道裂孔ヘルニアのアジャストといった施術を行いました。

 

最後に食事指導と免疫力を高める体操を練習して終了。

 

施術の中の質疑応答で明らかになったことですが、この患者さんは健康のため、自宅で健康水を作って毎日3リットルほど飲んでいたそうです。

 

水の飲みすぎ

(引用元)

 

水分不足はもちろんダメですが、
心臓に問題があると、飲みすぎが負担になる場合もあり注意が必要です。

 

例えば暑い日に屋外で大量の汗をかいたのと、
エアコンのきいた涼しい家の中に居たので条件が異なります。

 

一概に「何リットル」とはいませんが、飲みすぎもよくありません。

 

最近はテレビや雑誌の健康特集で、
「○○は身体に良い」
と紹介されることが多々あります。

 

それらすべてが間違いとは言い切れませんが、
季節や体質などで変わる場合がほとんどです。

 

当院では施術中の質疑応答で、
その方の体質に合った生活習慣や食事法などをアドバイスさせていただきます。

 

どうぞお気軽にご質問ください。

 

なお、この患者さんの次回予約は3週間後となりました。

 

ホットフラッシュでお悩みなら川村治療院へ

新潟カイロプラクティック

 

のぼせ、ほてり、発汗などが現れるホットフラッシュ。

 

運動や緊張といった明らかな原因がなく、
前触れなく突然症状が現れるのが特徴です。

 

時間や場所を問わず現れ、人前などで起こると対人関係にも支障が出ます。
それでストレスになる方も少なくありません。

 

このホットフラッシュは更年期障害が原因と考えられがちですが、問題は胸椎1番の歪み、心臓の冠状動脈にあります。

 

ホットフラッシュでお悩みらなら、
ぜひ一度、当院にご相談ください。

 

ご予約はこちらまで
TEL 0254-33-2111 
新発田市カイロプラクティック川村治療院

 

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