乾燥による皮膚の痒み 原因と対処法は?

痒みの原因
「身体が痒くてたまらない」
「掻いても掻いても痒みがおさまらない」
 
 
皮膚が乾燥して痒い場合は、多くは膵臓の疲労が原因です。膵臓は胃の裏、みぞおちの奥に位置しており、消化液とホルモンを分泌しています。食べたものを消化し、エネルギーに変えるのがその役割です。
 
 
そのために皮膚疾患とは何の関係ないように思えるかもしれません。しかし、皮膚は内臓の鏡である言われており、これは西洋医学では変わりません。身近なところで言えば、便秘が肌荒れを引きおこすのがその典型です。
 
 
膵臓がインシュリンを分泌し、糖分を分解します。その糖分の取りすぎが膵臓に負担をかけ、皮膚の乾燥と痒みの原因になることは珍しくありません。アトピー性皮膚炎の痒みにも関係しています。 
 
 
現代の食生活は砂糖と小麦の過剰摂取になりがちです。間食お菓子や食後のデザート。スタバやタリーズといったカフェに行けばフラペチーノやケーキ、ドーナツが並んでいます。そのすべてに砂糖、チョコ、生クリーム、シロップといった糖分が大量に使われています。
 
 
またケーキやドーナツ、スナック菓子は小麦が使われています。これまでに何度か申し上げたように、小麦は
免疫力を低下させます。これが痒みにとどまらず、各部の痛みや疲労感を助長させます。また間食や甘いものに限らず、食べ過ぎはもちろんNGです。
 
 
痒みには関係ありませんが、目やに、ドライアイ、眩しく感じるといった目の諸症状にも影響しています。医食同源という言葉もあるように、食事内容は健康を大きく左右します。
 
 
内臓からの痒みは掻いても治りません。「最近、甘いものを摂りすぎかな」と思い当たるフシがある方は控えてみてください。
 
 
 

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