ニキビの原因は肝臓の疲労
Tゾーンや口まわりなど顔の気になる部分できる「ニキビ」。赤く腫れ上がった時の痛みはもちろんですが、なにより見た目に影響を及ぼします。思春期ならなおさらです。当院にもニキビ治療を目的に患者さんが来院されます。
一般的なニキビの治療は、肌に対するアプローチがほとんどです。洗顔、化粧水、保湿。ニキビケア専用商品もたくさん出ていますが、安価なものは刺激が強すぎて逆効果になることも珍しくありません。
ニキビに限らず、カイロプラクティックは症状の原因に対してアプローチします。そしてニキビはほとんどの場合、肝臓疲労が原因になっています。
食生活を見直そう
肝臓というと、ついアルコールをイメージしがちです。思春期には関係ないと思うかもしれません。しかし、肝臓は様々な栄養の代謝や貯蔵に関わっています。思春期のニキビで一番、気をつけなくてはならないのは「小麦を使った甘いおやつの食べ過ぎ」です。免疫が極端に低い場合は少量でも良くありません。
なかでも、一番悪いのは小麦を多く含む洋菓子です。クッキーやバームクーヘン、ビスケットといった焼き菓子。生クリームにスポンジでできたケーキ類。私たちの身近にあるお菓子はだいたい、これに該当するので気をつけましょう。
じゃあ「甘くないお菓子は?」というと、これもまた注意が必要です。ポテトチップスをはじめとしたスナック菓子は甘くありません。しかし揚げているため、油が多く含まれています。そしてこの油が肝臓に負担がかけてしまいます。
少し厳しい話ですが、間食は基本的にNGです。しっかり1日3食を摂っていれば、あまりお菓子を食べたいと思わなくなります。間食だけでなく、食生活全体を見直すことがニキビ治療に繋がります。皮膚の痒みの記事でも言及しましたが、皮膚は内臓の鏡です。皮膚ばかり気にしていても、根本的な治療になりません。
化膿ニキビは要注意
ちなみに黄色く化膿するニキビは脾臓が影響しています。脾臓は腹部の左上、肋骨の下あたりに位置しています。肝臓や腎臓といった臓器に比べるとマイナーですが、血液の若さを保つ重要な働きがあります。近年は医学でも注目されるようになりました。
化膿ニキビの多い場合、もともと免疫が低い体質の可能性があります。 体質的に脾臓が弱い人は癌体質ですので、睡眠、過労、運動のしすぎなど、特に気を付けなければなりません。口角炎も脾臓の問題ですので、口角炎のある方は免疫力を低下させない意識を、いつも持つようにしましょう
とはいえ体質に関しては、ホームケアでなんとかできる範囲を超えています。この場合は、いつも申し上げてるいる「先天的頭蓋骨の歪曲の治療」が必要になります。先天的頭蓋骨の歪曲については、当院の過去記事をご覧ください。
■先天的頭蓋骨の歪曲とは 出産前の歪みがあらゆる症状、体質に影響する■
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新発田市カイロプラクティック川村治療院