ぎっくり腰の治し方 温める? それとも冷やす?

「椅子から立ち上がろうとした時に……」
「棚にある荷物を下ろそうとした時に……」

 

突然、腰に鋭い痛みが走るぎっくり腰。すぐにでも痛みを軽くしたい時、患部を温めるべきなのか、それとも冷やすべきなのか。悩みどころだと思います。

 

正解は「冷やす」です。温めるのは絶対にNGです。急性の痛みには必ず強い炎症があります。炎症時に温めると悪化してしまいます。お風呂に入る時も、湯船に入らずシャワーだけにとどめてください。温泉や岩盤浴等の温熱療法も同じくNGです。

 

正しい対処法としては、冷湿布、あるいは温湿布以外の湿布を貼るようにしましょう。 なお、最もオススメなのは腎臓を冷やすこと。

 

(腎臓)

 

内臓と筋肉は内臓筋肉反射により繋がっており、腎臓は大腰筋と繋がっています。腰痛の最大の原因は大腰筋の収縮です。腎臓を冷やすことが大腰筋のケアにつながります。また筋肉反射により腰痛を引き起こす原因の広背筋に、さらに背筋から筋肉内臓反射により急性腰痛(ぎっくり腰)の原因になる膵臓にも刺激が伝わります。これらが腰痛の緩和へと導きます。

 

ただ一つ難点があります。腎臓の的確に冷やすにはコツがあり、文章での説明が困難です。当院にお越しいただければ解説いたします。覚えておいて損はない方法です。「ぎっくり腰の対処法を教えて」と申しつけ下さい。

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