小麦がもたらす悪影響
こんにちは、川村です。
今日は「小麦の摂取と免疫力の関係」についてお話しします。
約20年くらい前、40才の女性患者さんが訪れました。彼女の姿は40才とは思えないほど老化し、耐えがたい様々な症状に悩まされていました。
その患者さんを見て私は、「真の原因が分からない限り、カイロプラクティックの手技だけでは、この患者さんを救うことはできない」と直感しました。
そして質疑応答を重ねるなかで、その答えとなる問題に気づきました。 それは「食生活」です。
この女性は高校を卒業して一人暮らしを始めてから、一度もお米を 食べていませんでした。「本当に一度もですか?」と確認したところ、「一度もです」と答えがすぐに返ってきました。
しかし、この女性は「サラダを食べている」「パスタにはキノコや野菜を多く使っているので バランスは取れている」とおっしゃっていました。食生活以外、睡眠、運動などは全く問題はありませんでした。疑うところは、彼女の主食であるパンやパスタなどの小麦です。
一通り治療を終えてから彼女に、
「あなたの不調の原因は小麦の過剰摂取かもしれない」と伝え、次回の治療まで主食はお米中心にし、小麦を一切摂らないようによう指示しました。
その時はまだ確信が持てなかったので、それから来院された全ての患者さんに対して、小麦の摂取量について質問しました。するとやはり小麦の摂取量と体調に因果関係がありました。
彼女が再来院された時、その姿を見てすぐに「小麦をしっかり気をつけましたね」と 声をかけました。体調を聞かなくてもわかるくらい見違えていたからです。すると彼女も笑顔で「分かりますか? すごく体調が良くなりました」と答えてくれました。
その時、私は「小麦と免疫力の因果関係」を確信しました。
ジョコビッチ選手の影響力
それから20年間、小麦の悪影響を伝え治療してきました。その確信はますます深まり、今もまったくブレていません。
とはいえ最初はさまざまな困難がありました。「 そのような話は聞いたことが無い」と言われたり、栄養士をされている初診の患者さんが、 この話に疑問を持ち1回で来なくなったりと色々な事がありました。
しかし、知名度は凄いものです。私が20年間、説明に苦しんできたのが ジョコビッチ選手の一言で一変しました。
テニスの世界で「絶対王者」と呼ばれるジョコビッチ選手はグルテンフリーという食生活を採用しています。グルテンフリーが強さの秘訣だと明かした「ジョコビッチの生まれ変わる食事」は日本でもベストセラーになりました。
これにより小麦の悪影響が世間に知られるようになり、
「先生の言う通りにしてきて良かったです」
「ずいぶん前から知っていた先生は凄いですね」
「今日からしっかり気をつけます」
というように尊敬される事が多くなりました。小麦は免疫力を低下させ、老化を促進します。その結果、肥満にまで影響しています。
川村治療院では健康をトータルにサポート
今回は免疫力を下げる要因として、小麦について話させていただきました。しかし、近年は小麦だけに限らず、様々な要因が私達の免疫力を低下させています。
<免疫力を下げる要因>
- 小麦の摂取
- 食べ過ぎ
- 寝不足
- 過度な運動
- 温暖化による急激な寒暖差、気圧差など
そして、一度下がった免疫力を自力で戻すのはとても困難です。だからこそ、日々の健康をサポートするために私の仕事があるのだと日々感じています。
当院ではカイロプラクティックによる治療はもちろんのこと、私が25年の実践で培った「食事法」「体操法」といったホームケアもアドバイスさせていただいています。
「最近、どうも調子が悪い」
「医者に行っても、疲れやストレスで片付けられてしまう」
といった場合は免疫力低下が原因の可能性があります。ぜひ一度、当院にご相談ください。
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新発田市カイロプラクティック川村治療院